buildroot: シェルの選択とユーザの作成

再度buildrootの設定について

シェルの選択をしてみたかったので,下記で設定.

 

シェルの選択ができるらしい項目があったが,先にBusyBoxの設定をしないとならない.

menuconfigのTarget packeagesから
[ * ]Show Packages that are also provided by busybox

にチェックを入れる.

 

f:id:l-expanse:20220207120349p:plain

 

そうすると,System configuration-> /bin/shの項目からシェルが選べるようになる.

 

f:id:l-expanse:20220207120513p:plain

 

次にユーザの作成について.

 

System configurationのところのPath to the users tableのところに,ユーザの情報を書き込むファイルを指定する.ここでは,下記のように設定し,tableというファイルを作ることとする.

 

f:id:l-expanse:20220207120717p:plain

 

/(buildroot-v86の場所)/board/v86/tableのファイルの中身はたとえば

f:id:l-expanse:20220207121034p:plain

とする.塗りつぶしているところはパスワード.ここでは/bin/bashを選択.これで起動するとuserが作成されていてログインができる.

 

追加:
起動してuserでログインしたときに,alias が使いたかったが,うまく設定ができなかった./(buildroot-v86の場所)/board/v86/rootfs_overlay/etc/init.dの下に用意したスクリプトに下記を追加で記述した.

cat > /home/user/.profile <<EOF

alias XXXXXXXXXX

EOF

これでログインしたときに,aliasの設定が使えるようになる.